● 税 務 −税制改正で適用期限が延長されたもの − 税制改正においては、創設されたものや重要な変更があったものにとかく目が行きがちですが、 適用期限のある制度が延長となった場合も見過ごせないポイントです。 今回は、平成19年度税制改正で期限が延長された重要事項について整理してみます。 1 不動産の譲渡に関する契約書等に係る印紙税の税率の特例 平成9年度税制改正において、住宅・土地取引等の活性化を図るとともに、景気対策に資する ことの観点から、2年間の措置として創設されましたが、平成11年度、13年度、15年度、17年 度、19年度とそれぞれ2年間の延長を繰り返してきています。 この特例措置の内容は契約書又は請負に関する契約書のうち、その契約書に記載された契約 金額が1千万円を超えるものについては、その印紙税額を25%から10%軽減するというものです。 2 エンジェル税制 エンジェル税制は、ベンチャー企業(特定中小会社)に対する投資により取得した株式を売却し た場合、その譲渡益の2分の1のみを課税対象とする等の特例が適用される制度ですが、対象 となる特定中小会社の要件が図表2のように緩和され、適用期限が延長されています。
● 経 営 −鈍感力と睡眠力 − 歳を取っても元気な人は、ほとんど他人の話は聞かないようです。悪くいうと、自分勝手ともいえますが、 この、あまり他人のいうことを気にしない、聞かないところが、健康の秘訣でもあるといいます。 成功した年配の社長さんには、少なからずこのような傾向がある方がいます。人の話をよく聞くのが、立 派な経営をすることの基本であるかのような意見に対しては、かなり逆説的な意見です。 要するに、あまりくよくよせず、他人に嫌なことを言われてもすぐ忘れてしまう。このいい意味での鈍さが、 精神の安定と心地よさに繋がり、体を健康に保つことができ、ひいては会社経営の安定に繋がるという考 え方だと思います。 一方、寝つきも寝起きも良い「睡眠力」を持っている人に対して、寝つきも寝起きも悪い、睡眠力の劣って いる人は、人生においてずいぶん損をしていることになります。その差は容易に計算することができません が、時間的な差でいえば、就労年齢の20歳から60歳の40年間で、40年×365日×睡眠のロス時間と いう計算になりますから、人によっては何万時間もの損になります。この何万近い時間を有効に過ごすか 否かは、その人の一生に大きな影響を与えることはいうまでもありません。 実際、それぞれの世界で、それなりの仕事をしている人のほとんどは、睡眠力をもっている人であるとい われます。 不眠を治すには、体力の極限まで使い切ることといわれます。くよくよ考えてもどうなるものでもないと、 つまらぬことは考えないことも必要です。また、眠れないからといって焦らないことも必要です。不眠の人 の多くは、「眠れないけど早く眠らなければ」という脅迫観念に悩まされている方も多くいます。それを断ち 切るには「眠るのをやめよう」と、逆の発想をすれば良いともいわれます。 |
| 事務所便り 9月号/平成19年 |