


坐禅修行に勤しみました。 (通算第39号/2008-09-01) ・ 数年前から、菩提寺のご住職に勧めて戴いていたのですが、PTA活動や、家事の 雑務などと重なりお預けになっていました。今年は、雑用がなかった事もありますが、 昨秋の母の逝去が契機になったような気がします。 ・ そんな訳で、8月29〜31日まで金・土・日と2泊3日で、菩提寺の大本山 妙心寺の 夏季講座へ参加してきました。“ものごころ”がついた頃から父から断片的に聴いて いた臨済宗の奥義を確認したかったこともありますが、その具体的目的は、@本場 の坐禅作法と、A一般的に厳しいと言われる食事作法の体験をすることでした。 ・ 坐禅作法について・・・ 思っていた程堅苦しいモノではありませんでした。 (1) 足の組み方には、結跏趺坐と半跏趺坐(ハンカフザ)の2種があるが、後者でも一 向に構わず、関節が堅めの私でも無理なくできました。 (2) 手の組み方にも2種類あるが、妙心寺では左手で右手を軽く握りしめる初心者 向けを推進しているとの事でした。 (3) 姿勢と目線 顔を正面に顎を引き、臍と下腹を前に出し背筋を伸ばすと同時に 目は半開きにして1〜2m前方に目線を落とします。 (4) 呼吸の整え方ですが、やはりこれが一番難しい! 腹式丹田呼吸法で鼻から吸 い口から吐くのですが、吐く量は吸う量の2〜3倍と言われました。 ・ 食事作法について・・・臨済宗には「食事五観文」があり、食事の前には「般若心経」 と共に必ず唱和します。「食事五観文」を口語訳すると以下のとおりです。 (1)食膳に運ばれて来るまでの人々の労力に思いを致すこと (2)食物をいただくに足りる徳行を果たしたかを思うこと (3)食物に対して貪ったり、厭う心を持たないこと (4)生命を生きながらえさせてくれる良薬と心得ること (5)人格を完成させるために食事をいただくこと そのほか、食事中は一切の私語を慎み、音を立てずに咀嚼すること、食器を大切に 扱うこと、など示唆を受けました。器の内面についた食べ滓はお茶で綺麗に拭い落と す、などです。 ・ 今回の参禅合宿では不自由さの中の自由と言うか、物事には対極があるからこそ、 その存在価値が生まれるのだ!と言う、正に仏教の根本原理の一端を垣間見た様な 体験をしました。散会時に来年の同時期の中級コースへの参加を勧められました。 |







